2017年も残すところあと、3日となりましたが、受験生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
「センター試験」が近づいてくる中で、焦りを感じている人が多いのではないでしょうか。
さて、今日は去年実際に受験を経験した1年生に色々とアドバイスをもらってきたので、紹介させていただきます。とても、長い記事となりますが、最後までお付き合いください。
まずは、部員紹介です。
【名前(あだ名):学部・専攻語:ポジション】
□大久保 優(ゆう):言語文化学部・イタリア語:MGR
□浅川 将輝(しょうき):言語文化学部・ビルマ語:LB
□安田 直人(なおと):言語文化学部・ポルトガル語:DB
□井澤 哲(てつ):国際社会学部・英語:RB
□ 横井 弓有輝(ゆうき):国際社会学部・ロシア語:DL
□中谷 将大(まさひろ):言語文化学部・ドイツ語:RB
ファシリは2年MGRで言語文化学部・アラビア語専攻の吉村 有加(ゆか)が務めます!
各部員がどんな人か気になる人は是非、部員紹介のページに飛んでみてくださいね。
それでは、早速質問していきましょう。
Q1:みなさん苦手な科目はありましたか?どうやって勉強してましたか?
ゆうき:国語が苦手でしたが、受験勉強始めたのがかなり遅かったのもあって、ほかの教科勉強した方が効率が圧倒的にいいと思ったので、特段何もやらなかったな、、
ゆう:数学が苦手でした。解き方を覚えるために同じ問題をなんどもやるといいということで、たくさん問題のある問題集ではなくて、薄くてすぐ全部おさらいできる問題集を何周もしてたよ。
しょうき:国語が苦手でしたね。特に現代文ができなかったかな。二次試験では使わないのでとにかく、ひたすらセンター試験の問題を解いてました。
ゆか:国語苦手な人多いね。他の皆はどうかな?
まさひろ:国語が大の苦手でした。とりあえず先生の解説を集中して聞き、納得できるようにしてました。まぁ結局ずっと苦手だったんですが... もし国語無理!と思っている人は、古文漢文は単語と基本的な文法をしっかり勉強して勝負するのもアリだと思います。
なおと:苦手というか、一番点数が低かったのは世界史。浪人してから世界史を始めたから、すごく遅れを取ってました。11月ぐらいまで記述模試で偏差値50は超えへんかったし。だいぶ焦ってたけど、センターの過去問20年分ぐらい解いて、問題演習で周辺知識を総ざらいするっていう方法でセンターは乗り切りましたね。二次試験の対策はまず「段階式世界史論述のトレーニング(Z会出版)」で模範解答を写経するっていう方法をとって、その次の段階として、外大の過去問を予備校の先生に添削してもらってました。同じ論述問題を何回も書いて添削してもらうのは良かったんちゃうかな。試験直近の時期は同テキストの論述を時間計って書いてたと思う。センターも二次試験も、出題範囲とか問題の出し方とかにある程度傾向とかあるはずやから、《問題演習→復習》というのを最後まで続けたら、それなりに自信持てるようになったかなぁ。
てつ: センター科目は国語が安定しなかったです。模試とかで解いてても、その回ごとに点数が大きく違って... まずは古文漢文を安定させようと思って、古文単語と漢文の句形を詰めました。後はひたすらセンター形式の問題を解いてたら、ある程度は安定するようになった気がします。
ゆか:国語は、問題集やるというより過去問やる子が多いのかな?
ゆう:はい、国語は割と私は得意だったんですけど、過去問とか、駿台とかの過去の模試の過去問集などで慣れて行きました!あとは、なんでこれが違うのかなっていうのを必ず解決するようにしてました。
てつ:現代文は高校の先生に、「模試より本試の方が質が良くそっちを解いた方がいい」と言われていたのでひたすらセンターの赤本で25年分解いて、最近10年は解き直しもしました。直前期には追試とかを見つけてきて、最終確認のようにして解いてました。古典は量を重視で、赤本に加えてひたすらセンター形式の模試とかの問題を引っ張ってきて、解きました。
しょうき:国語は学校の勉強も大事だと思う。本文の読み方や答えの導き方などを授業を通してしっかりと身に付けるのが効率的じゃないかな。漢文に関して、僕は学校の先生から「漢文早覚え即答法」という参考書だけやればいいって言われて、実際本番でも45点取れたから十分だと思う。
Q2:センター英語へのアドバイスありますか?
ゆう:やっぱり、文法よりも長文だと思います。配点も大きいし。長文の選択肢は迷うところもあると思うけど、必ず選べない理由があるから、消去法で消していって残ったものを回答にしていました。文法は私大ほど極めなくてOK。単語はかなりサボってたので後悔しました。速単を使ってました。もっと何集もすれば良かったなぁ。過去問は20年分+模擬問題沢山やってました!今更だけど、12月1日からセンターまでは一切二次の勉強しないで、センター対策してたよ。リスニングは常に満点狙ってました。1日の最後にリスニングをして、色々思うことがある時だけど、「これが終わったら帰れる!」と思って、ウキウキしてたなぁ。リスニング前の休憩時間にイヤホンで英語聴きながら友達とLINEしてたよ。
まさひろ:発音アクセントは知らない問題出たら無理!ということもあるのであまり気にしない方がいいですよ。だいたい頻出があるので、過去問とかでそれを抑えましょう。もし、文法が苦手だったり不安な人は、センターの過去問をやっておけばいいと思います。私大レベルの文法も解きたかったら、「英語文法頻出1000」がオススメです。長文は簡単なのでおさえの次第の問題をやっておけばOK。時間配分だけは気をつけてくださいね。僕の宿敵は不要分選択でした。これは、文章のテーマを意識して読めばいいそうです。
Q3:集中方法・リラックス方法・勉強したくなくなった時の乗り越え方を教えてください。
てつ:僕は参考書ごとに一時間でこれだけやる、というのを設定して一時間一コマを組み合わせるようにしてやることを決めて、1つのことをずっとやらないようにしてました。塾に行ってなくて、基本カフェや図書館でやっていたので、集中力が切れたら図書館の中でも場所を変えてみたり、カフェを一回出て別の場所に行ったり。携帯は1回使うと長いこと触ってしまうので、勉強するときは家に置いておくようにしてました。家では勉強するのを諦めてたので、勉強して家に帰ってからは、携帯いじるなり漫画読むなり自由に過ごしていました。夜更かしはしない程度にね。
ゆう:私もてつと一緒だ〜。場所変えたり、散歩したりしてリフレッシュしてたよ。外で基本勉強して、お家に帰ってきたら(だいたい9時ごろ)ご褒美の自由時間で、勉強道具しまって好きなことしてた!勉強したくないのにしてたら、ストレスになるからね。あとは、同じ外大目指してる友達にラインしたり、おしゃべりしたりしてたなぁ。
なおと:浪人時代は朝から晩まで予備校にこもりっぱなしだったんで、当時の息抜きは散歩でしたね。1日2回くらい、コーヒーを買いに行くのに、10~15分くらい好きな音楽聴きながら散歩してました。近くのパン屋のお姉さんに一目惚れして、そこにも足繁く通ってましたね。休憩時間を楽しみにして勉強するっていうのは、自分で決めた時間内で集中できてたから、よかったんちゃうかなぁ。
ゆか:その恋の行く末が気になる子は、ぜひ本人に直接聞いてみてね。
しょうき:僕も塾から家に帰るときは毎回一駅分歩いてました。そうすると心もリフレッシュできるし、音楽も聴いてテンションを上げることも可能ですね。
まさひろ:集中するにはよく寝ることです。寝不足だと頭が冴えません。大事なのはオンオフの切り替えだと思います。僕は予備校だと集中して勉強しましたが、帰ったらYouTubeばかり見てました。関連動画の呪縛には気をつけて...やる気が出ないときは一回とりあえず好きな教科をやってみるといいです。意外と集中し始めます。それでもダメで勉強のやる気がなかったら、1日ぐらい思いっきり好きなことをしましょう。息抜きになると同時に、「やばい、今日勉強してない」って焦りますから。
ゆうき:僕も寝るのは大切だと思います。何が何でも11時には寝るようにしてました。その方が勉強に集中できます。僕は活字中毒者ってのがあって、息抜きで読書してました。遠藤周作のSilenceとか読んでました。あとは僕が極地生息動物マニアなので、アザラシの画像とかNational Geographicのイッカクの動画みて癒されてました。
Q4:センター試験前日から当日にかけてどのように過ごしてましたか?
なおと:前日はいつも通り過ごすことですね。ちょっと早めに切り上げて、いつもの友達と喋りながら帰ったと思います。センター当日の会場は異様な雰囲気なんで、ここでもどんだけいつも通り自分らしくおれるかが大事になってくるかなあ。あと、どこの会場にもおると思うんやけど、貧乏ゆすり君とやたらと鼻すする君とかには注意したいですね。あと、一番面倒なのが、たいしてできてもないくせに休憩時間に友達と大声で答え合わせする奴。ほんまにこれには耳傾けたらあかんで!教室内におると変な奴いっぱいいるんで、休憩時間は一人で外を散歩してました。当日のアクシデントの対処法として僕は、ブラックリストを作ってました。当日起こってほしくないマイナスな出来事をできるだけリストアップして、たまに眺めてました。センター当日のイメージトレーニングにもなるし、前日までにビビり倒しといたら、当日何が起こっても焦ったりしないんで、めっちゃ有能やったと思ってます。僕は、センター会場に向かう途中の雪道でチャリンコで2回も盛大に滑ってこけたけど、すぐ立ち上がって、「はい、ブラックリストーー」って叫べましたね。ブラックリストのおかげです。当日のメンタルと出来を左右するのは、前日までの練習量とそれによって生まれる自信やと思うんで、前日までに最大限の努力をして、当日に最大限の力を発揮して欲しいですね!
てつ:前日はいつも通り勉強して、ひたすらセンター形式の問題解いてたと思います。当日はガチガチに緊張してました。1日目は特に。やっぱり普通の模試とかとは全く別物でしたね。これで決まるんだと思うと、緊張が止まりませんでした。実際世界史の時間途中までB解くはずがA解いてたりして....まぁでもなんとか乗り切りました。1日目は自己採しない方が良いとか言われてたけど僕は気になってしちゃいました。笑でも結局そのおかげで、「よし、数学と理科は〇〇点取るぞ!」って明確にイメージできたんで僕は採点してよかったかなって思いますねセンターはマークで、ある程度傾向が読めてる分、それまでやってきたことが出るだけだと思うから、ちゃんと努力をして臨めばなるようになると思います。だから緊張せずに自信持って行きましょう!
ゆう:わたし実は前日学校があって、その科目が情報、体育だったんですよ 笑情報で、先生とみんなでパソコンゲームして先生激強で面白くって、体育はみんなと本気でバレーボールしてました。そのままおしゃべりしてかえって、おうち帰ってからもLINEして、ただの楽しい1日でリラックスしてました。センター当日も、会場までは友達と行って、周りにも高校の友達いたので、休憩時間はおしゃべりしたり、一緒に次の教科の確認したりしてました。だから終始緊張もなく、模試みたいな感じで受けたかなぁ。友達って大事! ちなみに答え合わせは二日目にしたよ !
ゆうき:前日は学校側から強制で、試験会場にそれぞれ自宅から行かなければいけなくて、わざわざ2限の時間まで学校で自習して、自宅に帰って試験会場に向かいました。そこで友達と談笑して、ついでにサイゼに寄って帰りました。センター当日は、全く緊張しませんでした。こんな長時間も拘束される環境からさっさと出たいっていう感情しかありませんでした。センターが良くも悪くも結果は受け入れるつもりだったので、毅然とした態度で受けました。自分の実力を出せるだけのいつもの精神状態でいれば、結果はついてくるものだと思っていたのでいつも通りでいることを意識しました。チョコレートだけは脳が疲れないように持って行って食べてました、答え合わせは試験を全て終えた次の日にしました。
しょうき:僕の場合は本番では全く緊張しなかったな。模試の段階からセンター当日に着る服装をしてたし、本番でも同じ高校の同級生たちといつも通りくだらない会話を大声でしてましたね。今から思うと相当迷惑だと思うけど、試験会場全体を普段自分が勉強や生活してる空気にするのは大事だと思います。あと自分は入試セットリストなるものを作ってましたね。最初はテンションの上がる曲を最後はバラードなどの落ち着いた曲を聴くことによりリラックス出来た気がします
では、最後に受験生の皆さんに一言お願いします。
まさひろ:実は僕はセンター試験は失敗していて、河合がやってるセンターリサーチでは外大はD判定(合格可能性35%)でした。だから僕のセンターのアドバイスはあまり役に立つものではないかもしれませんが、大切なのは二次が終わるまで諦めないことです。やってきたことを信じて頑張ってください。外大で待ってます。多分同じ教室で授業受けることになりますけど。
しょうき:外大の入試では全体の6割以上が英語です。とにかく最後の最後まで単語、文法、長文読解など細かいところまで突き詰めて頑張ってください。これから先は不安が募るばかりだと思いますが、わからない所は質問したり、考えたりして100%の状態で試験に望んでください。もちろん体調にも気をつけてください!。東南アジア、さらにビルマ語に来てくれると嬉しいです。
なおと:僕もセンターでやらかしました。理社選択二科目を地理と世界史で受けたんやけど、外大は制度上、地歴二科目受験ができなくて、地理と、たいして勉強せず66点だった理科が採用されました。返ってきたセンターリサーチがやけに低いなって思い、その後で衝撃の事実に気づきました。まさに後の祭りです。まあまあ叫びました。周りに外大受験者がいなかったので、一年間全く気づきませんでした。アホです。ということで皆さん、今一度外大の募集要項をしっかり読んでください。ここまでこのブログを読んでくれた受験生には、是非外大で会いたいですね。新歓とかで、このブログ読んだよと言ってもらえれば、昼飯ぐらいは中谷が奢りますよ。最後まで妥協なく自分と向き合って、合格掴み取ってください!応援しています!
ゆうき:僕は誰よりも受験勉強を遅く始めた自覚があります。そんな僕から言えることは、現在の自分の能力、得意教科、苦手教科などを考慮した上で、今後センター本番までに一番点が伸びそうな教科は何かを考え、その教科を重点的に勉強して下さい。今の時期からでも効率のいい勉強をすればそれだけ点は上がると思います。僕は12月の時点で日本史マーク模試の点数が60点台でしたが、本番では80点台半ばまで伸ばすことができました。残り少ない時間を有効に使うように意識してみて下さい、結果が変わってくるかもしれません。本番全力を出して外大に合格できるよう応援しています。
ゆう:わたしはセンター400点目指してて、本番ちゃんと超えました!各教科と全体で目標点決めとくといいよ!あとはライバルがいるとより良い!もし周りにも外大受験する友達いたら仲良く一緒に愚痴や不安を言い合いながら頑張ってね。不安なところ沢山あると思うけど、最後まで100%準備はできないと思うから、なるようになれ!って感じで臨んでください。外大入ってよかったなぁって思うことばっかりだから、本当にオススメです!かわいい女の子も沢山いるし。春に会えるのを楽しみにしてます!
てつ:時間がないこの時期は、効率が大事だと思います。自分には何が足りないかを見極めて、必要なことだけやりましょう。センターは高得点を取らなきゃいけないところが難しいとこだと思います。ミスしたらどうしようとか、色々考えますよね。でも、ちゃんと勉強してれば、なんとかなります。もっと言えば、センター失敗しても諦めなければなんとかなります。前期ダメでも、後期があります。気負いすぎずに頑張りましょう。頑張ってる人にはきっと受験の神様が微笑んでくれると思います。これ本当です。一回受験生を経験して、周り見てると本当にそう思いました。諦めずに、最後まで走りきってください!外大で会えるのを楽しみにしてます!!
皆さん、どうでしたか?役に立てそうなアドバイスが少しでもあれば幸いです。
部員一同、今このブログを見てくださっている皆さんと、春に東京外国語大学でお会いできることを楽しみにしています。
最後まで諦めずに、頑張ってください。また、個別に質問がある方は、コメントやお問い合わせ欄、またはTwitter等でもいつでも受け付けておりますので、お気軽にメッセージを送ってきてください。
それでは、体調に気をつけて頑張ってください。
部員一同