本日は、副将・武井健の挨拶を掲載いたします。ぜひ、最後までご覧ください。
ホームページをご覧の皆さん、こんにちは。2021年度Phantoms副将を務めます、
4年LB・武井健と申します。今年度もよろしくお願いいたします。
今回は、私の価値観をお話しすることで、私がどのような人間であるか知っていただき、チームを引っ張る副将として、私だからこそ出来ることをお伝えできればと思っています。
まず、私の価値観は「何事もコツコツやることが大事」ということです。なぜこの価値観を持つに至ったか、少し私の過去についてお話しするのでお付き合いください。 私は幼少のころから、「継続は力なり」という家族の教えのもと育ちました。勉強やスイミングなど、何でもコツコツ継続して、テストで良い点数をとったり、大会で良い記録を出したりと、達成感を感じることが一番の喜びでした。しかし、高校に入学すると、周囲のポテンシャルやエネルギーに圧倒され、信条であった「コツコツ」を、あらゆる場面で曲げてしまいました。すると、勉強やスイミングなど、あらゆることが上手くいかなくなりました。結局私は、この挫折を高校在学中に乗り越えることが出来ませんでした。
大学に入学して環境が変化すると、高校時代には気づかなかった、あることに気づきました。それは、「どんなにポテンシャルがあるように見える人も、コツコツ、計画的に努力するからこそ成功する」ということです。そして、私は信条であった、「コツコツ」を取り戻しました。大学では、勉強も部活もアルバイトも、「何事もコツコツやること」で、日々小さな達成感を感じ、充実した毎日を過ごせています。
今お話しした私の価値観や人間性は、一見アメフトと関係のない内容に思われるかもしれません。しかし、こんな私だからこそ、副将としてPhantomsのために出来ることがあると考えています。それは、「Phantoms部員の模範となる行動をとること」です。その内容は、2つあります。
1つ目は、「アメフトを一番楽しみ、その楽しさをチーム全体に広めること」です。そもそも、アメフト部員の模範とはどのようなものでしょうか。答えはいくつもあるかと思いますが、私の考えとしては、「アメフトを一番楽しんでいること」です。また自論として、「アメフトは知れば知るほど、詳しければ詳しいほど楽しいスポーツである」というものがあります。私は入部時から、「コツコツ」取り組むことで知識を積み上げ、「コツコツ」アメフトの楽しさも積み上げてきました。現在持っている知識や、感じている楽しさを、副将として余すことなくチームに伝えることで、模範となることが出来ると考えています。
2つ目は、「コツコツは自分の可能性を広げてくれること」です。Phantomsの部員はみな、アメフトだけをするために大学に入学したわけではありません。勉強やアルバイト、他にもやりたいことや、やらなくてはならないことを、多く抱えています。そんな中、アメフトも頑張りたいという思いを持った部員がたくさんいます。私は、そんな部員にとって、「コツコツ」やることで部活、勉強、アルバイトなど、やりたいことは何でもこなせることを証明する、模範になれる存在であると、自負しています。後輩や新入生が、「自分の可能性を広げる」選択ができるよう、「こんな先輩になりたい」と思えるような、模範的存在になりたいと考えています。
冗長で、稚拙な文章と感じられた方もいるかと思いますが、ここまで読んでくださりありがとうございます。最後にはなりますが、私の今シーズンの意気込みをお話しすることで、締めさせていただきます。今年のチームの目標は「2部昇格・定着」であり、私は何よりこれを達成したいと考えています。歴代のPhantomsは、2部に昇格することはあっても、定着出来たことは一度もありません。2部に定着するチームとはどんなものなのか、これを明らかにして、チームを2部定着へと「コツコツ」近づけていきます。そして、「コツコツ」歩んだその足跡1つ1つが、チームにとって大きな遺産となるよう、努力していきます。
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